-
子どもの権利ってなあに?
¥2,750
本書は、子どもが権利を持つとはどういうことかについて伝える絵本です。食べ物を得る権利に始まり、水を飲む権利、家に住む権利、学校に通う権利、暴力を受けない権利、きれいな空気を吸う権利など、たくさんの権利について取り上げています こうした権利は地球上に住むすべての子どもが持つものです。「肌の色が違っても、小さくても大きくても、お金持ちでもそうじゃなくても、この国で生まれてもほかの国で生まれても」持つ権利なのです。すべての人がこうした権利を尊重することに大きな意義があります。 この絵本が紹介しているのは、人権という概念です。とりわけ、国連子どもの権利条約で取り上げられている子どもの権利について説明しています。この条約が制定された後、世界中で子どもの権利についての意識が高まりました。しかし、豊かな国であれ貧しい国であれ、子どもの基本的なニーズを満たしていない国がたくさんあります。 この絵本は、子どもたちに伝わるように、著者であるアラン・セールが子どもたちに直接話しかけるような言葉遣いで書かれています。オレリア・フロンティの生き生きとしたイラストからは、子どもの権利が大事なものであるというだけでなく、特別なものでもあることが伝わってきます。 出版社:解放出版社 著者 アラン・セール 文 オレリア・フロンティ 絵 福井 昌子 訳 反差別国際運動(IMADR) 監訳
-
まだ大どろぼうになっていないあなたへ
¥1,320
SOLD OUT
あなたの最終的な目標は、 大どろぼうになることです。 ただのどろぼうじゃ つまらない。 あなたが目指すべきは、 大どろぼうです。 許されざる罪人でありながらも、古今東西の物語に数多く描かれてきた「どろぼう」。超人的な能力者として、謎めいたヒーローとして、時にはおっちょこちょいで親しみのある存在として、人はどろぼうに憧れ、なぜか惹かれてしまうものです。 そんな不思議な存在のどろぼうに、ヨシタケシンスケさんが初めて挑みました。ヨシタケさんの描く「大どろぼう」は、特別な能力も強さもなければ、悪人でもありません。「大どろぼう」になることとは、わたしたちが、知らず知らずのうちに失った大切なものを取り戻すことに他なりません。大切なものを取り戻し、あなたが本当の自由を手にするために大どろぼうになる。そんな温かな励ましが込められた一冊です。 出版社:ブルーシープ 著者 ヨシタケシンスケ 1973年神奈川県生まれ。絵本作家、イラストレーター。日常の一コマを切り取ったスケッチ集や、装画、挿絵など、幅広く活動している。絵本デビュー作『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で第6回MOE絵本屋さん大賞、『もうぬげない』(ブロンズ新社)でボローニャ・ラガッツィ賞特別賞など、多くの賞を受賞。近著に『にげてさがして』 (ポプラ社)、『ヨイヨワネ あおむけ編』『ヨイヨワネ うつぶせ編』(筑摩書房)など。2022年から展覧会『ヨシタケシンスケ展かもしれない』が日本各地で巡回開催中。
-
台所のメアリー・ポピンズ
¥1,760
1934年にメアリー・ポピンズが登場して以来、百万人以上の読者がその物語を楽しんできました。メアリー・ポピンズの1週間のおはなしと、イギリスの伝統料理やデザートなどのレシピがのった一冊。ファンのみならず、これから知る人にもおすすめです。 出版社:アノニマ・スタジオ 著者プロフィール P.L.トラヴァース(原作) オーストラリア生まれ。イギリスの児童文学作家。25歳のときにイギリスへ渡り、1934年『風にのってきたメアリー・ポピンズ』を発表。その後、『帰ってきたメアリー・ポピンズ』をはじめとする8作の続編を50年以上を通して書き上げた。1977年、文学的な功績により、大英帝国勲章(OBE)が授与された。 メアリー・シェパード(画、イラスト) イギリス生まれ。挿絵画家。メアリー・ポピンズのすべてのシリーズに挿絵をつけているが、もともと『くまのプーさん』の挿絵を描いていた父のE.H.シェパードに依頼されたものを多忙のため引き受けることが出来ず、トラヴァースが美術学校を卒業したばかりの娘、メアリーに依頼した 小宮 由(おはなし訳) 1974年、東京生まれ。翻訳家、編集者。東京、阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。実家は児童図書専門店を経営。祖父はトルストイ文学の翻訳家、北御門二郎。訳書に『モミの木』(アノニマ・スタジオ)、『テディ・ロビンソン』シリーズ、『そんなとき、どうする?』(岩波書店)、『ぼくはめいたんてい』シリーズ(大日本図書)など多数。 アンダーソン夏代(お料理訳) 福岡生まれ。中村学園大学短期大学食物栄養科卒業。フロリダ州ジャクソンビル在住。アメリカ南部・ノースキャロライナ州出身の夫との結婚を機に,アメリカ料理(特に南部料理)の研究を本格的に始める。アメリカの田舎でも無理なく作れる和食と各国料理の教室を主宰。著書に『アメリカ南部の家庭料理』、『アメリカン・アペタイザー』(ともにアノニマ・スタジオ)。
-
みんなの地球を守るには?
¥1,760
アート感覚で環境問題を学べるフランス児童書の日本語版。環境汚染や天然資源などの様々な問題をわかりやすく解説し、生活に役立つ行動をアドバイス。子供達が「世界」や「地球」を感じられ、グローバル思考に役立つ一冊です。 目次 1章 ねえねえ地球さん、最近どう? 人、人、人・・・/暑いぞ!/第一の強敵、環境汚染!/森が泣いている/森を守ろう/絶滅危惧種をすくえ!/早わかり:追いつめられる生き物たち/海が沈没!?/畑のカギをにぎるのは?/未来はどうなるの? 2章 家をもっとエコに ごみ!/分別レベルをチェック!/水があってこその命!/電気も大事に/作る、直す/自然をこわさない庭しごと/お皿の上の話/肉――でっぷり重い環境問題/体にいい=地球にいい 3章 エコを考え、行動しよう 君の買い物はどのタイプ?/買いすぎはやめよう!/ものはへらす、幸せはふやす/服ももっとエコに/乗り物の〇と✕/早わかり:自然エネルギー/いっしょに行動しよう!/環境を守る世界へ!/自然を守る仕事/知っておきたい環境保護団体/地球はみんなの手の中にある アクションに役立つウェブサイト/日本語版用語解説 出版社:アノニマ・スタジオ 著者プロフィール エリーズ・ルソー(著) フランス・ブルターニュ在住のジャーナリスト。環境や自然、動物に関する著書多数。 ロッベール(画、イラスト) フランス・パリ在住のグラフィックデザイナー、写真家、イラストレーター。 服部雄一郎(翻訳) 1976 年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部を経て、東京大学総合文化研究科修士課程修了(翻訳論)。葉山町役場のごみ担当職員としてゼロ・ウェイスト政策に携わり、UC バークレー公共政策大学院に留学。廃棄物NGOのスタッフとして南インドに滞在する。2014 年高知に移住し、食まわりの活動「ロータスグラノーラ」主宰。自身の暮らしにも「ゼロウェイスト」「プラスチックフリー」を取り入れ、その暮らしぶりは多くのメディアでも紹介されている。訳書に『ゼロ・ウェイスト・ホーム』(アノニマ・スタジオ)、『プラスチック・フリー生活』(NHK出版)、『ギフトエコノミー』(青土社)など、夫婦共著に『サステイナブルに暮らしたい』(アノニマ・スタジオ)。 ブログ「サステイナブルに暮らしたい」(sustainably.jp)
-
じさつのえほん
¥1,210
死にたい方へ。 シンプルな言葉と絵で作られた大人向けの絵本です。 もう死んでしまいたい方、人生について考えたい方に読んでいただきたいです。絵本は元気がないときにでも触れやすい媒体だと思います。自殺したい方の力に少しでもなれたらと思い、制作しました。 出版社 つくじか出版 ページ数 24 判型 A5判変形 著者プロフィール 山本 岬(画、イラスト) 愛知県豊川市出身。感情や思いを動物や天使に投影したイラストを制作している。 すえひろ かずま(原作) 作家。著書には、『Truancy』(三恵社)や『くらべ るせんすいかん』、『うざうさ ぎ』、『ぺんぎんせんそう』がある。