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春の宵

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生まれてまもない子どもを別れた夫の家族に奪われ、生きる希望を失った主人公ヨンギョンが、しだいにアルコールに依存し、自らを破滅に追い込む「春の宵」。別れた恋人の姉と酒を飲みながら、彼のその後を知ることになる「カメラ」。アルコール依存症の新人作家と、視力を失いつつある元翻訳家が出会う「逆光」、十四年ぶりに高校時代の友人三人が再会し、酒を飲み、取り返しのつかない傷を負うことになる「一足のうわばき」など、韓国文学の今に迫る七つの短編を収録。初邦訳。(公式より)

目次

春の宵
三人旅行
おば(イモ)
カメラ
逆光
一足のうわばき


著者
クォン・ヨソン
1965年生。ソウル大学国語国文学科修士課程修了。1996年、長編小説『青い隙間』で第二回想像文学賞を受賞しデビュー。小説集に『ショウジョウバカマ』(2004年)『ピンクリボンの時代』(2007年)『私の庭の赤い実』(2010年)『カヤの森』(2013年)があり、長編小説には『レガート』(2012年)『土偶の家』(2014年)などがある。呉永壽文学賞、李箱文学賞、韓国日報文学賞、東里文学賞を受賞した。本書『春の宵』(原題『あんにょん、酔っぱらい』)は絶望と救いを同時に歌った詩のような小説と評され、2016年東仁文学賞を受賞、小説家50人が選んだ2016今年の小説、中央日報、ハンギョレ新聞の2016今年の本に選ばれた。

訳者
橋本智保
1972年生。東京外国語大学朝鮮語学科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。訳書に鄭智我『歳月―鄭智我作品集』(2014年)千雲寧『生姜(センガン)』(2016年、共に新幹社)李炳注『関釜連絡船(上・下)』(2017年、藤原書店)朴婉緒『あの山は、本当にそこにあったのだろうか』(2017年、かんよう出版)などがある。

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